海外から見た錦鯉の魅力

錦鯉を英語で呼ぶと・・

自然の中にある池などで生息している一般の黒い「鯉」と日本の「錦鯉」との違いを説明することが大事です。一般的な日本の「鯉」は淡水魚であり英語では”Carp”ですが、日本の「錦鯉」は英語では”Asian Carp”, あるいは “a (vari) Colored Carp” と呼ばれています。しかしながら、海外では日本の錦鯉の人気が高いため最近英語の外来語として、”Koi”, “Koi Fish” あるいは ”Nishiki Koi”と呼ばれています。

海外で人気のある日本の錦鯉

日本人にとって錦鯉は身近な存在なため無意識に「日本らしさ」を錦鯉から感じたりする人は少ないと思いますが、海外の愛好家多くは錦鯉に対してカラフルな色彩だけでなく、これらの錦鯉から日本の「侘びや寂」を感じるそうです。また、錦鯉のゆっくり泳ぐ姿や形から「日本らしさ」、「奥ゆかしさ」や「雅な佇まい」を感じ、日本文化の「泳ぐ宝石」あるいは「泳ぐ芸術」と彼らは称賛しています。

日本産の錦鯉の需要は、現時点においても国内と海外輸出で3対7と海外需要のほうが大きく、さらに国内よりも海外の増加ペースのほうが遥か高いため、この割合はさらに拡大すると思われます。財務省「貿易統計」の「錦鯉等観賞魚の輸出額の推移」によると、錦鯉の海外輸出額は2014年には33億円を超える規模になっています。

日本の錦鯉は世界20か国以上の国々に輸出され、主な輸出先として香港が全体の約30%近く占め、つづいてオランダ、タイやインドネシアの順となっています。特に、近年は近東南アジアの国々への輸出額が増加傾向にあります。海外での日本産錦鯉の需要は今後ますます増加することでしょう。

錦鯉が外国人の心を満たす方法は輸出だけではありません。日本を訪れる外国人観光客は1000万人を超え、年々その数が増えていますが、外国人観光客における錦鯉人気に高まってきています。最近では多くの外国人観光客が錦鯉を求めて、発祥地である新潟県長岡市を訪れています。

海外で錦鯉人気が高まった背景

日本の錦鯉は、「世界最大のガーデンフィシュ」とも呼ばれていて、性格が人懐っこいことや、大きな体に美しい色彩が映えることから、近年海外の愛好家も増えています。

海外で日本の錦鯉が注目されるようになったきっかけは、海外の日本文化愛好家が自宅に日本庭園を造った際、その池に錦鯉を飼い始めたことだと言われています。また、海外で日本の錦鯉を飼うことは「豊かさの象徴」の一つとされ、経済状況が豊かな国々の富裕層で日本産錦鯉の需要が増加しています。さらに、最近では高度な配送システムや技術により、安全に錦鯉の輸出が出来るようになったことも需要増加の背景にあるようです。

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