コメントをお待ちしています!

錦鯉の病気

錦鯉の業者のように大量の錦鯉を治療しなければいけない場合は熟練の技術が必要ですが、錦鯉の病気はそれほど多くありません。錦鯉の病気に対する基礎知識を持ち、水量と薬の分量と対処法をきちんとできればほとんどの場合は改善できます。

※水量計算の難しい池や水質や水の状態によって薬の効果が出にくい場合はお近くの錦鯉の専門業者にご相談下さい。

錦鯉が病気にならないために必要なこと

大切な錦鯉を病気から守るためには、病気を出さないための基礎的な知識を持つ事が大切です。

1番大切なのは?・・・なにより水環境が大切です。濾過槽が正常に機能し、溶存酸素量が豊富にある状態が望ましいです。実は溶存酸素量と濾過槽の機能とは密接な関係があるので、しっかりと覚えておいて下さい。

溶存酸素が豊富にあると濾過槽内に住んでいる好気性バクテリア郡が活性化し、水の中のアンモニアや亜硝酸など錦鯉にとって有害な物質を浄化します。

現在では、生物濾過(バクテリア郡に水中の有害物質を浄化させる濾過方法)だけではなく、併用して強制濾過器を取り付けると格段に水質が安定し、良くなります。

水質が良くなるということは、良い循環が生まれているということです。濾過槽などの浄化機能が高いと、水中のゴミや有害物質がなくなり、酸素がより溶けこみやすくなります。溶存酸素量が豊富にあると、錦鯉も健康で活発になりますので、病気からの抵抗力もつきます。しかも好気性バクテリア郡が活性化するので、錦鯉の糞や排泄物、餌の残りなども綺麗に処理できるようになります。

まずは水作りを頑張れば、大切な錦鯉を長生きさせてあげることができます。

錦鯉はかなりの環境変化にも順応しますが、急激な変化には大変弱く、特に水温が5℃以上違う池などに急に移されると、途端に具合が悪くなったりします。錦鯉を移動する時は袋に入れたまま、水温が同じになるまで移す池で30分以上浮かせておいてから放してあげてください。

錦鯉の移動の前に餌止め、消毒をしましょう。錦鯉を池に入れる時は駆虫処理は完了されていなければなりません。健康な錦鯉にもうつります。(病気を持っている場合も同じ)

錦鯉は胃のない生物ですので、水温によって餌の種類や量を考えてあげて下さい。

錦鯉に対して愛情を持ち、毎日様子を良く見ることが何より大切です。

鯉病を学べるサイト

1 COMMENT

鯉太郎

ここ1ヶ月で鯉が毎日1~2匹死にます。エサは食べません。変化といえば、①1ヶ月くらい前、青子が大量に発生した、②新しい小さな鯉の稚魚を20匹入れた、くらいです。その後、徐々に餌を食わなくなっていき、水面で跳ねるようになり、循環の水の出口に集まるようになり、最終的に水面近く浮いたり、そこのほうで動かなくなって、朝起きたら1~2匹死んでます。ですので、まずは塩を15kg入れましたが(2日ほど)、それでも死にますので水を全部入れ替え(15トン)、その間、エルバージュ液に4時間つけて、戻してましたがまだ死んでいます。稚魚は12匹死んで、残り8匹は何故か死なずに群れで底の方にいます。大きい鯉が弱っているらしく死んでいきます。
死骸はきれいで外見上何の変化も見れませんが、えらを開けてみると先っぽに青子みたいなのが付着して溶けてる?って感じです。
何か対処法はないでしょうか?よろしくお願いします。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です