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昭和三色生産者

現在の錦鯉業界を代表する昭和三色の生産者をピックアップしました。

ここに掲載されている昭和三色生産者以外にも素晴らしい生産者は多数おられますが、知名度や期待度の高い生産者を当サイト管理人が独断と偏見でご紹介させていただきました。


大日養鯉場

昭和三色と言えば人気・実績共に大日養鯉場が断トツNO1でしょう。大日養鯉場産の昭和三色は紅白や大正三色も負けない体躯と迫力を持っています。武士の様な風格と存在感がある大日昭和は以前より多くの大日ファンを作り上げてきました。

大日昭和と言えば加藤昭和が歴代の錦鯉の中でもトップクラスの評価を受けていますが、加藤昭和は大日昭和の中でも稀に見る近代タイプの昭和三色でした。風格ではなく、大型の美麗な昭和三色の出現は当時、大変なセンセーショナルでした。

2007年度、全国錦鯉品評会で大会総合優勝を果たした大日昭和も、鮮烈な色彩と、大型昭和では稀に見る墨の質、墨際を持っている近代タイプです。

両大日昭和は往年の大日昭和の骨格や風格とは異なるタイプの昭和三色ですが、多くの人達に驚きと感動を与えてくれました。

大日養鯉場はこれからも昭和三色の名門として錦鯉業界に君臨していくことでしょう。


丸山養鯉場

山梨県の丸山養鯉場は全国品評会で昭和三色を総合優勝を獲得した数少ない生産者です。

錦鯉愛好家の中では大変評価が高い丸山養鯉場は、大日養鯉場の先代社長の間野實氏と深い交流があり、大日養鯉場と一緒に大型昭和の土台を築き上げてきました。

近年の品評会では大型サイズの紅白や大正三色の層の厚さに、昭和三色は手も足も出ない状態でしたが、均衡を破ったのは丸山養鯉場の2005年度小松茂雄氏の丸山昭和でした。

素晴らしいスタイルと上質の緋・墨、大型昭和では珍しい良斑紋で全国展を制した丸山昭和は大型昭和三色の台頭の始まりを告げる快挙となりました。

今後も丸山養鯉場産昭和三色は見逃せません。


関口養鯉場

関口昭和は大型ではありませんが歴史に残る銘鯉の一つ熊木昭和など、数々の国魚賞や大賞を獲得しています。

関口昭和は数年ほど親鯉の具合などにより優良鯉の生産に大変苦しんだ時代があったようで、しばらく品評会などでの活躍をあまり聞かなくなっていました。

ですが最近息子の雅幸氏が中心となり、同養鯉場で新たな試みと共にまた注目されるようになってきました。関口昭和の源流は村越昭和を代表とした大型昭和になり、一世を風靡した関口昭和はその流れの中で近親交配を行なって作出されたものです。

現在関口養鯉場では近親が進んでしまい、改良が難しくなってしまった関口昭和を初代関口昭和(産卵時20歳)を元親として関口昭和の華麗なタイプの大型化に改良中です。

最近では中国全土の大会総合優勝など、大型昭和でも活躍するようになってきており、5歳で80cmの骨格の良い華麗な関口昭和も作出されているようですので、新しい風を起こしてくれるのではと期待しています。

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