一時コイヘルペス(KHV)は錦鯉業界に巨大な暗雲をもたらしましたが、現在では行政などの働きかけや生産者・業者の協力により、コイヘルペスの猛威も減少しているようです。
当初コイヘルペス(KHV)の有効治療法として昇温治療が効果ありとして民間治療法としてもてはやされましたが、現在こちらのほうが大変問題になっています。
昇温治療ではコイヘルペスウィルス(KHV)による錦鯉の死滅はなくなりますが、決してコイヘルペス自体を死滅させることができるわけではありません。コイヘルペスウィルスは30℃以上の温度では増殖することができず、発病をしないため、一見コイヘルペスを治癒できたように感じてしまいます。
錦鯉がコイヘルペスを発症しなくても「保菌(保ウイルス?)状態」となっていますので、他の池などに移されたときには他の錦鯉に感染して結局死滅させてしまう可能性があります。
詳しくは下記内容をご覧下さい。
農林水産省のコイヘルペス関連リンク
農林水産省では最新でより正確な情報が入ってきますので、是非ご一読お願い致します。